どうも！kobeniです。最近、一日一本オロナミンCを飲むのが日課です。いや、ただ好きなだけなんです。自分を甘やかしてるんです。母乳が黄色くなったらどうしよう。気がつくとなぜか「です・ます」調です。そういう気分です。
また、働くママにとっては気になるアンケート結果がリリースされましたね。
アンケート１
※当時は読めたのですが、今は公開されていません
不景気に伴って、男女問わず思考が保守的になっている昨今。専業主婦願望への回帰（20代を中心に、専業主婦を希望する女性が増えているという話）と関連があるのかもしれませんが…『常勤』で復帰予定の私としては、うーん、と唸ってしまう結果。自分を犠牲にして…というのは、おそらく、出産前にしていた仕事などを指していると思うんですが。
（やっぱり、子育てしながら働くって、罪？私が頭おかしいの？）
と不安になっても、おかしくない内容です。
■「７割の女性が仕事を辞める」国
そもそも、日本では結婚・出産を機に「７割の女性が仕事を辞める」と言われています。調べてみたらやはりそうで、しかもこの数字、ここ20年変化していないんだとか。新卒での女性の雇用数は、20年前より増えているはず。それは働いていても感じることができる。でも、彼女たちのほとんどが辞めてしまうんですよね。
（平成20年版 少子化社会白書
第2節「子どもと家族を応援する日本」重点戦略の概要(1/4) | 第2章 | 第1部 | 少子化社会白書〔全体版〕より）
こういうデータをを見ると、政治家のおっさんとかは「ほれみろ、女性はやっぱり家庭が一番で、仕事なんか二の次なんだ」と言うかもしれません。（冒頭のアンケートもそんな風に某与党に使われるのだろうか）
けれど、本当にそうでしょうか。
ここに、もうひとつアンケート結果があります。２年前にとられたものです。
アンケート２
専業主婦の9割が「また働きたい」・最大の理由は「家計を助けたいから」:ガベージニュース(旧:過去ログ版)
７割が仕事を辞めるんだけども、そのうち９割が「また働きたい」と思っている。ずっと専業主婦でいたい、つまり子育てを自分の人生のメイン、オンリーワンにしたいという人は、実は多くはないということなのですね。
なんだか混乱してきませんか？女性は働くのが好きなのか、嫌いなのか。どっちなの？？
以下は、全くの私見なのですが…。私はこう考えます。
■ 働きたい理由は「お金のため」
過去記事に、id:aozora21さんが、こんなブコメをくださった。
個別にはいろんな価値観があって然るべきと思うんですが、同じ女性同士で二項対立に陥ってしまうのはなぜだろう…。あと、プロとして働きたいわけじゃなく単にお金が必要て人が同じ目線で改革を考えられるかとは思う。
とってもするどい指摘だと思いました。女性が二項対立になりやすい、とはよく言われることですが、私がこのブコメを読んで思ったことは、
「働く女性／専業主婦」だけではなく、「やりがいのために働いている／お金のために働いている」というところに、また別の「対立」（というか、違い）があるのではないか…
ということです。
アンケート2の９割が「なぜ働きたいか」というと「お金のため」がダントツで一位です。（他の「社会との接点を持ちたい」などは正直、想像より少ないと感じた）。これってつまり、多くの女性は「お金があったら働かない（かもしれないよ）」ということじゃないでしょうか。「子育てが一段落したら、また仕事はしたいと思うけど、それはあくまで家計の足しにしたいからであって、経済的余裕があれば、そこまで仕事への執着はありません」というような。
■ すべての女性に、「働く喜び」を感じる機会はあるのか
また政治家のおっさんが聞いたら、「だーかーらー女性は仕事より、家庭を守りたいものなんだ。金さえあれば家にいたいんだろ」と言いそうです。でも、ちょっと待ってほしい。仕事の本質とは、金銭的インセンティブだけではないはずです。仕事には、「社会に貢献しているという実感」や「他人からの評価、賞賛」など、お金以外のインセンティブがある。その両方をもってして「働く」ということのはず。はたして「お金以外のインセンティブ」を得る機会を、女性は正当に与えられているのか。あるいは一度得たものを、奪われてそれっきりになってないのか。
男性と同様にその機会を得た上で「やっぱり、働かない」というなら、いいんですけど…ね。
とても長くなってしまったので、いったんエントリを分けますね。
続きは、「主に結婚・出産後、お金以外のインセンティブを得続けることが、どうして難しいのか」ということを、私なりに考えてみたいと思います！オロナミンCだめですか？やっぱダメ？
