kobeniの日記

仕事・育児・目に見えない大切なものなどについて考えています。

おかあさんになってもなお、仕事が好きなあなたへ。


0才児の子育て中のわたしは
(それはきっと、いつかのあなたかもしれないけれど)
毎日、息子と遊んだり、寝かしつけたりしながら
時折、こう思っています。


私を待ってるお客さんがいるんじゃないか。
私を待ってる同僚が、後輩が、上司がいるんじゃないか。
また「ありがとう」って言ってもらえるんじゃないか。
また「すごいじゃん」って誉めてもらえるんじゃないか。
また、認められたときのあの嬉しさを
何かを前に進めた、という達成感を
大きなことを成し遂げた、という充実感を
味わうことができるんじゃないか。
こうして、子育てで気がついたことを、仕事で社会に還元できるんじゃないか。
そしたらまた、誰かに
仕事の向こうにいる、顔の見えない誰かに
喜んでもらえるんじゃないか。
それで、少し世の中がよくなるんじゃないか。
男性と差をつけられて
なかなか昇進できなくても、
稼いだお金のほとんどが
保育園代に消えてしまっても、
ダンナに「俺だって休めない」と言われても、
子供が調子が悪い夜も、
泣いてお別れしてきた朝も、
どんな日も仕事を諦めなかったことを
心から「よかった」と思える、何十年後が、きっと来るんじゃないか。



そして
そんなことより
なによりも、
楽しいんじゃないか。

ストレスに神経をすり減らし
子供の寂しさに思いを馳せて
もう、ムリだ、やめようかと思う日があっても
また朝が来て、いつもと同じように仕事へ行く。
なんだかんだ言いながら、好きなんだよなあ。と思いながら。



どのくらい稼いでいるか、とか
何の仕事をしているか、とかは関係ない。
お金のためだけじゃなく、仕事をしているあなた。
仕事もまた、自分を形作っている、ひとつの要素だと思っているあなた。
子供も大事だけど、それと同じくらい、仕事も大事なあなた。
だから、どっちかって言われても、選べないよ、って思うあなた。



あなたは間違ってない。
がんばれ、はたらくおかあさん。