kobeniの日記

仕事・育児・目に見えない大切なものなどについて考えています。

最近の若いパパは、子育ての何に悩んでいるのか聞いてみた。

こんにちはkobeniです。皆さんいかがお過ごしですか。私は、小沢健二くんの復活が嬉しすぎて、毎日仕事が手につきません。コンサートまでは、17才の仔猫ちゃんの気分で過ごしたいと思います。


さて今日は、「パパ育児の悩み」について書いてみます。自分が女性なので、どうしても母親面からの情報ばかり集めてしまうのですが、同世代の父親は、どんなことを考え、悩んでいるのかなと知りたくなり、twitterで語り合ってみました。その中から代表的なお悩みを挙げてみたいと思います。



■お悩みその1 父親同士の育児コミュニティがない


nobushin父親コミュニティがないのと母親コミュニティに入りにくく、情報交換がないことです。保育園の送り迎えで、他の母親に目の前でオートロックの扉を締められたこともあります(知っている人だと待ってくれます)RT @kobeni: ところで、パパさんの子育ての悩みってどんなのがあるのかなあ。


ママ同士は、育児休暇中に、地域の保育園や役所でやっている交流会に参加するとか、近所で公園デビューする等して、「ママ友」を作っていきます。予防接種や保育園・幼稚園申し込みなど、子育てに必須の情報源にもなるので、コミュニティはけっこう大事。ママ達は、子供が0歳のうちから、既にご近所で交流を始めていることが多いのです。


パパはどうでしょう?うちの保育園は、朝はパパが送っていく家庭が多いみたいですが、観察していると、会話してるパパを見たことがない!無言ですれ違うパパたち!「基本的に男は、群れたりつるんだりは苦手。だけど時には子育ての話だってしたい!」というご意見もありました。会社で子育ての話をするのって、けっこう難しいですよね。私は独身の頃に子供の話をされて、「そんなこと言われてもよく分からないよ…」と思ったのを覚えてます。男同士なら尚更、仕事の合間にプライベートの話はしにくいのではないかしら。


しかもうちのダンナみたいに、非コミュ気味だと、自分からパパ友を作るのはさらに難しいです。ママやパパ友というのは、趣味や嗜好が先でつながるものではないですからね。ガンダムと福満しげゆき好きの伏し目がちな父親、なんて人口のパーセンテージからいくと相当少ないですから。(そういう方いたら、うちのダンナと友達になってください)


父親コミュニティは、「ほしい」という方と「別にいらない」という方がいました。子育てに必須の、地域の情報等は母親がチェックしている事が多いので、無理して作る必要もないのかもしれません。それでもパパ友が欲しいなあ、という方は…



●園・学校への送迎・行事に、積極的に参加する
「父親参観・パパの会」的な行事がある園・学校もあるようです。園への送り迎えの時に、よく会うパパさんに話しかけてみると、意外に向こうも顔を覚えてくれているかもしれません。行事などで、ママを媒介にしてそのダンナさんと知り合う、という方法もあります。


● 父母会に参加する・父母会をつくる
保育園や幼稚園には大抵、父母会がありますが、まだ新しい園だと父母会が存在していなかったり。園に対する要望を、気持ち良い形で行うためにも、父母会はあった方がいいというご意見がありました。会社でリーダーシップを発揮しているような方にはオススメです!


●「ファザーリング・ジャパン」や、twitterのパパコミュニティに参加する
父親であることを楽しもう!という各種イベントを開催しているNPO団体「ファザーリング・ジャパン」。父子家庭支援なども行っていて、私も注目しています。ここNPO法人ファザーリング・ジャパン丨笑っている父親になろうで会員を募集しているので、イベントに出てみる・手伝ってみる等してみてはどうでしょう?
また、twitterには「#papajp」というハッシュタグがあります。このタグで検索すると、たくさんのパパと知り合えますし、自分がつぶやく時にもこのタグをつけると、誰かがフォローしてくれるかも。twitterで知り合ったママ同士の交流も行われていることだし、パパ達も集まってみると、きっと楽しいですよ。




■お悩みその2 奥さんが育児に疲れている時、どうしたらいいか分からない


okamodeler@kobeni 育児に疲れた妻が軽い鬱気味の時にどうしてあげるべきなのか、子育てにも疲れてて、でも自分は仕事行かなきゃ行けないとかの時に何かの間にに挟まれてる気がして悩ましいものです


これはけっこう切実な悩みかなと思っています。というのは、母親が専業・兼業などはあまり関係がなく、非常に多くの夫婦に当てはまる悩みだと思うのです。


初産で、子どもが産まれて半年くらいは、慣れない育児、夜泣きや授乳の対応で、どんな奥さんでも消耗することと思います。けれど奥さんは大抵、既に会社を辞めた・あるいは育休に入って無収入の状態ですから、ダンナさんは仕事に行かなければいけません。さらに都市部では、夫婦共に地方出身で、両親が遠距離なので、奥さんは手伝いを誰にも頼めない。という方々は多いと思います。


子供が小さくても、残業も、つきあいの飲み会も減らない(むしろ、「ますます頑張らなきゃね」!とか言われる)。手伝いたいんだけど、おっぱいはあげられないし、うまくあやせない。夜泣きしていても、全然気がつかずに眠ってしまう。結局、ケンカして口を聞かないまま仕事に向かう日々…こんな時にはどうしたらよいのでしょう。



●ひたすら話を聞く。手伝えない理由に、仕事をひきあいに出さない



子供と一日中一緒にいると、誰とも話さない日もあるので、奥さんとしては、誰かに話を聞いてほしいんですよね。しかも、育児は初めてのことの連続だから、私は、割と共有しておかないと不安でした。
解決してほしいことがある、というよりも、話を聞いてほしい場合が多いと思うので、なんとなく奥さんがイライラしていたら、「どうしたの?」と話を振ってみては。おそらく10のうち、8はとりあえず口に出してみたいことで、具体的な問題提起が2くらいではないかと思います。

ここに、とっても良いことが書いてありました。キーワードは「受容」。
おおたとしまさ オフィシャルサイト 育児・教育ジャーナリスト


「育児に関して、会社の理解が得にくい。休みが取りにくい。」とおっしゃっていたパパもいました。特に、年齢が上の上司になれば、男が子育てを手伝うなんて…という方もいるかもしれません。パパの辛い状況もすごく良く分かるのですが、「しょうがないだろ、仕事があるんだから」的なことは…言わない方がいいと思うんだよね!


仕事と育児、どっちが上とか下とかいうことはないですから、仕事は優先すべき、というニュアンスが、奥さんにあまり伝わらないようにした方が良いと思います。全く体験したことのない、しかもヘタすれば命に関わるようなことを、ほぼ自分ひとりの責任でやっている奥さんも、けっこうな大仕事しているわけで…


他にも、土日に育児を交代して、奥さんが「私」に戻れる時間を提供するとか、旅行などの気分転換をしてみるとか、色々ありそうです。


それにしても、子供が産まれた直後は、精神的にも肉体的にも、誰かのサポートが欲しいんだよね。男性の育児休暇もメジャーになってほしいものだなあ。早く帰ってあげたいのに、帰れない…というパパも辛いと思います。子供が大きくなってくると、今度は思春期など特有の悩みが生まれてきそうです。




■お悩みその3 ママじゃないとイヤだと言われる


shrk@kobeni 妻子といるときに、こどもの世話とかやろうとしても、かあちゃんじゃないとだめーとか怒られ、結局妻の負担が多くなってしまってなんとかならないかなーとか 今日のように父子だけだとそんなこともないんですが。いまの時期だけかな

shrk@kobeni @hempvermilion @katzchang @nyaokoh243 普段近い方が安心するんですねぇ… 父でないとダメと呼ばれるのは、ドライブしたい(妻が運転しない)、入浴剤入りの風呂に入りたい(妻が入浴剤が嫌い)、納豆を食べたい(妻が嫌い)、ときぐらい…


「お父ちゃん!納豆食べたい!」というお子さんが目に浮かんで、思わず笑ってしまいましたが(笑)
こういうことはあるんですね〜。うちでは0歳の頃は、私が育休を取り、ダンナは毎晩遅くまで働いていましたが、確かに1歳になるまでは、私が抱っこしないと寝ない、という日は多かったです。ただ、今ではけっこうダンナにもなついています。休日に、パパと二人で…ということがあっても、特に問題はありません。育休の後半に、私がビジネススクールに通っていて、週末に子供と過ごしてもらったりしたことで、ダンナも慣れたみたいです。今は、朝の送迎をダンナがやっているので、かなり仲良くなっている感じです。


父親ならではの遊びをすることで、クライアント(子供)に、父親サイドを選んでもらうことのメリットをプレゼンできるといいですね。そういえば「うんち」とか「オナラ」の出てくる本が子供は好きなので、そういうのをお父さんがテンション高めに迫力満点で読むといい、って聞いたような。


● うんち&おしっこ本セレクト
うんち、おしっこの絵本−テーマ | 絵本ナビ:レビュー・通販


「うんちしたのはだれよ!」がスゴいですね。


もぐらくんのあたまに見事なうんちが!?それだけでもう子供達は大笑い間違いなし。それでももぐらくんにとっては一大事、頭にうんちをのっけたまま、にくらしい犯人を捜します。


うんち、おろせばいいのに…





お悩みは、他にもいくつか出ましたが割愛します。ご意見くださった皆様、ありがとうございました!



これから暖かくなってきて、子供たちにとっては外遊びが楽しい季節が来ますね。パパも体を動かす遊びなど、たくさんしてあげてくださいね〜!kobeniはパパを応援しています!