kobeniの日記

仕事・育児・目に見えない大切なものなどについて考えています。

働く女性

「出産したら退職せよ」に立ち向かう朝ドラヒロイン(「なつぞら」20週)

朝ドラ(NHK朝の連続テレビ小説)100作めの「なつぞら」。第20週(8/13-17)は、主人公のなつが妊娠し、社員を続けるか・辞めるか。という描写がなされた週でした。朝ドラの放送期間は半年間で、上半期は9月末に終わるので、今ちょうど三分の二ぐらい来たと…

「医学部入試における女性差別」弁護団のシンポジウムに行ってきました

「ジェンダー平等こそ私たちの未来-医学部入試差別から考える」(2019.6.22) 6月22日に、「医学部差別に対する弁護団(https://fairexam.net/)」の皆さんが開催されたシンポジウムへ行ってきました。皆さんもご存知かと思いますが、2018年に東京医大で女…

東京医大のことなど 最近のワーキングマザー雑感

先日、会社の働き方セミナーみたいなものに、ママとして呼ばれて参加しました。その時に、久しぶりに後輩ママに会って、ゆっくりランチをしました。 私たちは今からちょうど10年前~7年前くらいの間に、第一子を出産し、復職した者同士だったのですが、その…

「婚外恋愛」と「1122」のはなし

「婚外恋愛」っていうドラマがありまして、ひとり鑑賞会を行っていたのですが、無事に最終回を迎えまして、誰かに感想を言いたくて言いたくて震えているので久々にブログを書きます。 そもそもこのドラマ、2002年にテレビ朝日系列で放映されていたもので、DV…

2016年のワーキングマザー生活を振り返る

ついに2016年も終わりますね。みなさんはどんな一年だったでしょうか。私が最近すごく感じているのは、自分がどんどん「ワーキングマザーの当事者」から遠ざかっているということです。いちばん悩むのはやはり、仕事復帰1年目だと思うのですが、年を追うごと…

「働くマザーのストレス調査報告書」を読みました

年末に後輩が「おもしろい調査を見つけたので共有します」とメールをくれました。それがリクルートワークス研究所の「働くマザーのストレス調査報告書」でした。昨年の10月にリリースされたものです。Twitterに流したら反響が大きかったので、忙しいお父さ…

ストレスなく職場復帰!ゆるゆるワーキングマザー6つのコツ(後編)&イベント告知

こんばんはkobeniです。なんだか最近、急に息子がたくさんしゃべるようになり、中でも「抱っこして」を「あっこ、いーね!」と言うのですが、泣きながら「あっこ、いーね!あっこ、いーね!」とクレイジーケンバンドのように連呼する時があり、私があっこさ…

ストレスなく職場復帰!ゆるゆるワーキングマザー6つのコツ(前編)

こんばんはkobeniです。あっという間に今年もあと3ヶ月ですね。そして10月は大人の新学期でもあります。今月、育児休暇からお仕事に復帰された方も多いのではないでしょうか。おめでとうございます! 早いもので私も、職場復帰から丸一年が経ちました。(一…

ある日、あなたが、長時間労働できなくなったら。〜「迷走する両立支援」を読みました〜

こんにちは、kobeniです。きょうは長めなので前置きなしです。この本↓を読んだ感想を書きます。お忙しい方は見出しだけ読んでみてくださいね。迷走する両立支援―いま、子どもをもって働くということ作者: 萩原久美子出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス発…

不況の中で、少子化(子育て支援)についてできることって何だろう?

女の地位を具体的に男と同じまで引きあげて、女のひとが「二級市民」でないことをシステム的に保証することは、もちろん「女たちのため」とか「女権の伸張」というようなことではまったくない。 「社会全体のため」であって、しかもそうすれば社会全体の生産…

「働くママは、権利ばかり主張して義務を果たさない」?

こんばんはkobeniです。しばらく更新しない間に、ホントに寒い季節になってしまいました。わたくしブログを書く時は、けっこうな時間をかけているのですが、それよりも5分で書いたハイクの方に、スターが倍くらいつく「はてな」という場所は本当に奥が深い…

ポニョで崖っぷち少子化対策

ジブリが金曜ロードショーでやるのも、もはやこの国では海開きとか花火大会と同じ季節行事だ。カリオストロの城(ジブリじゃないけど)とか魔女宅とか観ると、はあ夏休みだと思う。これが来年以降、ずっと「20世紀少年」になるのだろうか。それはちょっとイ…

マリ・イラストリアス勝間和代説

いやこないだですね、とある人からメールが来まして、ちょっと戦慄したんですが、要約すると「ものすごく世の中下方修正」。これはひどい。それにしてもひどいね、この不況。育休ひきこもりの私もいよいよ気がつきましたよ。これは…これは…不況のカタチをし…

AERAが今度は、育休明け時短ママをいじめています

前回の「AERAさん、働くママをいじめないでください」の記事でたくさんのブコメを頂き、なるほど最近のAERAはむやみに女性内を対立させる記事をつくり、その理由は場当たり的に部数を伸ばしたいからに他ならないと納得した私。なんだよ「カレーやないで、ハ…

AERAさん、働くママをいじめないでください

今週のAERAに、人権侵害であるブーケトスのせいで、「特集」なのに霞んでしまった記事がある。 働くママ」は偉いですか?「ママ礼賛」の微妙な空気 カンタンに説明すると、最近のマスコミに煽られて、出産や育児を「ファッションとして捉える」ちょっとアレ…

女性たちは「働く喜び」を知っているか その2 正社員には戻れない?

さてさて続きです。自分で広げてしまった風呂敷がたためるか非常に不安ですが、オロナミンCを飲みつつ頑張ります。 かなり乱暴ではありますが、ここで「働く喜び」を「責任のある仕事」と言い換えてみます。あくまで私の考えではありますが、仕事で得られる…

女性たちは「働く喜び」を知っているか その1 「7割が退職」の現実

どうも!kobeniです。最近、一日一本オロナミンCを飲むのが日課です。いや、ただ好きなだけなんです。自分を甘やかしてるんです。母乳が黄色くなったらどうしよう。気がつくとなぜか「です・ます」調です。そういう気分です。また、働くママにとっては気にな…

戦場のボーイズ的ガールズライフ〜男子的女子はどこまでもピュアである〜

男勝りな少女の顛末 - 最果タヒ ノ 森山森子 私は惣流・アスカ・ラングレー※が好きだ。シンジくんが乗るか乗らないかウダウダ悩んでいるのに対し、アスカは意気揚々とエヴァに乗りこむ。そして男勝りにバッサバッサと使徒をぶった切っていく。「負けてらんな…

この春から、働きマンを目指す新人女子に贈る言葉

1年目 あなたは金の卵、でも今は時給ゼロ円であることを自覚して!自分のポテンシャルに期待しすぎて、「マンツーマンで教えてください」と言いたくなるのは分かるが、君に構っているヒマがあったら先輩は自分の仕事がしたいもの。「なんで?」じゃなくて、…